Q&A

家づくり基礎知識についてのご質問

 

 

Q.家を建てるにはどんな工法がいいの? 

家を建てる前には決めることがいろいろあり、「どんな方法で家を建てるか(工法)」もその一つです。
なかには、まず工法を選んでから具体的な設計プランを立てようとする人がいますが、この考え方はおすすめできません。
 
どの工法にも短所・長所、向き・不向きがあります。
“最初に工法ありき”で家を建てようとすると、
本来自分が住みたい家のイメージからどんどん遠くなってしまうことがあるのです。
 
 念願のマイホームですから、工法は作りたい家に合わせて選ぶことが基本。
あいち建設では、設計の自由度の高い木造軸組み工法を採用しています。 
 
 

Q.木の家は、鉄やコンクリートより弱くないですか? 

住宅の構造(骨組み)としてよく使用される、木・鉄・コンクリートを比較したとき、
「鉄・コンクリート」は頑丈、「木」は弱いといったイメージを持たれているかもしれません。
 
しかし、同じ重量では、引っ張り強度では、「木」は「鉄」よりも4倍以上強い、
圧縮強度では、「木」は「コンクリート」よりも9.5倍強いと、
鉄やコンクリートをも上回る性能を持っている高性能な材料です。
(財団法人日本住宅・木材技術センター調べ) 
安心して、木の家をお選びください。 
 
 

Q.設計者に使いたい設備や

    部屋の雰囲気を伝えるのに

   よい方法はありますか? 

無料で手にはいるカタログやインテリア雑誌から気に入った部分を切り取ってスクラップシートを作ってみましょう。
雑誌を切り抜くのに抵抗があれば、カラーコピーでも良いでしょう。
ただ貼るだけではなく、この写真のどこがよいのか、何を参考にしたいのかなども記入しておくと良いでしょう。 
 
 

Q.二世帯住宅を考えていますが、

       どのような住まい方がありますか? 

一般的には、親世帯と子世帯、兄弟の世帯など肉親の2世帯が一軒の家で暮らす住宅を2世帯住宅と言い、
住居スタイルによって大きく3つに分類されます。 
 
二世帯の生活スタイルの違いを理解した上で、タイプの選択をしましょう。
 又、税金や住宅ローンの面、光熱費などの負担割合などの考慮も必要です。
 
                         1.同居型~住居内のほとんどの部分を両世帯共有とし、個室のみそれぞれの領域にするタイプ。
 
                         2.部分共有型~玄関は1つとし、室内の一部を共有するタイプ。
                                共有部分としては、玄関のみ、キッチン、浴室等暮らし方によって共有部分を考えましょう。 
 
                         3.分離型~玄関をそれぞれ設け、建物を左右又は、上下に分けてそれぞれの生活を構成するスタイル
                                (完全分離型)と、玄関は1つだが内階段で上下に分かれるスタイルがあります。
 
 完全分離型の場合は、将来片方を賃貸にすることができますが、
新築時に共同住宅(長屋建住宅)扱いになる場合もあり、建築基準や融資基準が戸建て住宅と違ってきますので、
設計者と相談すると良いでしょう。 
 
 

Q.スキップフロアーとは、どのような物ですか?

住宅の場合、1つの階の中で床のレベル(高さ)は、だいたいフラット(平ら)か、
せいぜい小上がりを造って15cm~30cmの段差を設ける程度です。
 
この床の高さを、ある部屋の部分やスペースだけ階高の半分ほど高い(低い)位置に設け階段でつないだ物のことです。
中2階とも言えます。視野の高さが違うことから空間の広がりや、遊び心のある生活の変化を楽しむことができます。 
 
 子育て世代の若いご夫婦には利点でも、高齢になってくるとちょっとした階段が生活上大変になる場合もありますので、
よく考えて取り入れましょう。
 
 

Q.収納方法のポイントってありますか? 

収納には、『見せる収納』と『隠す収納』があります。
リビングの壁などに『見せる収納』で季節ごとのディスプレイを楽しむのであれば、
棚の下部には『隠す収納』も設けて、この季節見せない物を収納すると、
交換もスムーズですし、すっきりと飾ることができます。
 
 又、衣類等は、日常着は一目で見渡せるような収納(ハンガーパイプやバスケットなどで)にすると出し入れも便利です。 
 
キッチン周りに余裕があれば、ストックの食品や普段使わない食器などを
収納できる物入れ(1帖ほど)あるとオープン型のキッチンでもすっきりとなります。 
 
玄関には、下足用システム収納を付けるのが一般的ですが、
下足のまま出入できる物置(ウオークインクローゼット)スペースがあると、
三輪車や外遊び道具、スキーやゴルフセット、雨や雪で濡れたコートを掛けたりととても便利です。